こんにちは。kinocoです。
人生で「大学教授にインタビューされる」って経験をするなんて思いもしませんでした。
ミニマリストになって、本に載せてもらって、そこからまさか研究対象になるなんて思いもしませんでした。
ものすごい貴重な体験をさせていただきました。今回はそんなお話。
もくじ
「ミニマリストな暮らしのつくり方」がきっかけ

2019年「ミニマリストな暮らしのつくり方」という本に載せていただきました。書籍掲載のご連絡を頂いた時「うそやん。そんな話来るわけないやん。」そんなこと思っていました。
で、今回のインタビューの依頼のご連絡を頂いた時も「うそやん。大学教授からの依頼?うそやん。」って思いました。でも本当でした。
「ミニマリスト」を研究されている千葉商科大学の教授で「ミニマリストな暮らしのつくり方」をきっかけにインスタグラム経由でご連絡頂きました。
人生の中で「大学教授からインタビューされる」なんて言葉を使うことなんて予想にもしていませんでした。
そんなことあると思います?普通に暮らしていたらインタビューなんて受けないからほんとびっくりしました。
ミニマリストを深堀りしたら気づいたこと

学術的にミニマリストを研究されている教授なので、どんどん深堀りして質問されました。
難しい言葉はなかったですが、「そんなこと考えたこともなかった…」ってことまで聞かれたのでうまく答えられていたのか不安なところですが、聞いてもらって、話していくうちにいろいろ気付きがありました。
中でも大きな気づきは私のミニマリスト精神は3世代に渡っていたってこと。
なんの質問からこの話が出てきたのか忘れちゃいましたがこんな話をしていました。
この会話で本当に驚きました。私の捨て体質は祖母から代々伝わっていて、「ミニマリスト精神」は遺伝要素もあったようです。びっくりです。
研究通りの時系列でサンプルみたいな人

これ言われた時めちゃくちゃ笑いましたw
ミニマリストって流れがあるようで「モノを捨て始める→シンプルな暮らし→エシカルな暮らし」になるんですって。まさに私のことw
物を減らしてミニマリスト・シンプルな暮らしになったあと、フェアトレードやオーガニックに興味を持ち、そしてエシカルな暮らしに移行する。という時系列になるんだそうです。
ここで「なんでこの流れになったんだと思いますか?」って聞かれたときに
ミニマリストになったことで時間が増え、余った時間に知識を蓄える。視野がぐん!と広がるんですよね。
ミニマリストを目指した当初は自分の部屋をきれいにさせたい!っていう欲でいっぱい。そこから物が最小限になると「常にきれい」の状態になる。
常にきれいの状態になった後、「自分自身を充実させたい」ってなります。食事を気を付けたり、化粧品や洋服に気を付けたり。
無添加の物やオーガニックの物の方が体に良い。と思うようになって「自分自身を充実」させるようになります。
そして現在は「他者貢献したい」そんな欲に変わってきています。
オーガニックを選ぶことは、環境に優しい。フェアトレードを選ぶことは生産者に優しい。それ以外に直接的に寄付をしたり。とにかく「他人に貢献してる」と自分自身が実感できる生活に。エシカルな暮らしに変化していっています。
エシカルな暮らしって偽善っぽいって思われる
「エシカルな暮らしって偽善っぽいって思われそうで言えない。っていう他のミニマリストさんがいたんですが、kinocoさんはどうですか?」
この質問されたときびっくり。『偽善』そんなこと考えてなかった。私の考えはこうです。
ミニマリストになって他人からどう思われているかって昔ほど気になりません。全ての判断が「自分」なので他人が自分のことをどう思おうが私には関係ありません。
そもそも「相手がこう思うだろう」って思ってもそれが本当に「相手がこう思った」っていうのは直接的に聞かないとわからないから。
他人の評価はあくまでも「参考」程度にしていて、自分の行動そのもの全て「自分」で決めているので、エシカルな暮らしや寄付に関して「偽善」っていう人がもし周りにいたらその人との距離を取れば良いだけ。そう思っています。
コロナ禍でミニマリストな暮らしに変化はあった?

この質問をもらったとき、頭の中には「?」が出ました。
って素直に思ったんです。教授から聞いたら、コロナ禍でミニマリストをやめた人が結構いたんだそうです。Yahooニュースにも載っていたらしいです。
全然知らなくてびっくりしました。で、実際我が家はどうだったのか。
正直な話、何にも変わっていません。ストックを多くすることもないし、やばい!という不安感もないし。本当に何も変わっていません。
緊急事態宣言で自粛中、むしろミニマリストでよかったなぁ。って思っていました。
我が家はトイレットペーパーがなくなりそうだったんですけど「ま、無くなったら布で拭けばいいよね。」くらいに思っていました。
暮らしのほとんどの物は代用できます。特に消耗品系は代用が可能。トイレットペーパーやティッシュはもちろん、洗剤だって石鹸があればなんとかなる。頭を使って発想の転換をすれば生きていくことは容易です。
ミニマリストをやめよう。そんな思いはみじんも出てこなかったのでこの質問はびっくりしました。
こんな楽な生き方をやめる日は私には来るのでしょうか?なんて。私も興味あります。
まとめ。人に聞かれると気づかなかったことが見える

いかがでしたでしょうか?この話に興味ある人いるのかな…最後まで読んで頂きありがとうございます。
「ミニマリストな生き方」はあくまでもライフスタイルの一つです。ミニマリスト講座やっていて感じるのは、一昔前に流行った”何も無い=ミニマリスト”っていう時代は終わったということ。
現在は「暮らしに不要」なモノを省き、好きな物を自分で管理できる量を所有していればみんな”ミニマリスト”だと思います。
「大学教授にインタビューされる」貴重な経験をさせて頂き新たな気付きもあってとても面白かったです。
発信していてよかったー!なんて。
ではまた。
インタビューしていただいた大学教授の書籍
